彼の国が危機に瀕するとき、異国の救済者在り。
救済者は伝説の神を呼ぶ使者となり、国を救う助けとなる。

我が民よ謳え、ガラヴァルの名を。



高木 真澄 (Takagi Masumi)

現代世界を生きていたはずの高校一年生、十六歳。
何故かシルヴィオの統治するラルコエド国に迷い込む。彼からは「ナンバー7」と呼ばれる羽目に。

シルヴィオ・キア (Silvio Kier)

ラルコエド国の王、結婚を拒み周囲の人間を悩ませる十八歳。
綺麗な銀髪と銀の瞳を持つ。無愛想で仏頂面、時折凄まじく冷え切ったオーラを出す。

サシャ・ハインツ・ネッセルローデ (Sascha Heinz Nesselrode)

見目麗しい騎士団の高嶺の花であり、第一切込隊隊長、二十一歳。
少し長いブラウン色の髪と瞳を持つ。シルヴィオのことを呼び捨てにする等、ある意味シルヴィオの上を行く人物。

ガラヴァル (Garwal)

外見は真澄と同じか年下くらいの少年だが、口調は恐ろしく年寄り染みている。
ラルコエド国で珍重されている黒い長髪を持つ。いつも剣を腰に帯びているが魔術も使えるらしい。

エディルネ・キア (Edirne Kier)

十七年以上前にガラヴァルと魔術で競り合っていたラルコエド城の姫君。真澄の容姿とどこか似通っている。



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